海外ドラマ「私はラブ・リーガル」感想(途中だけど)
「私はラブ・リーガル」にはまってます!
全6シーズン、現在シーズン4を視聴中なので途中ですが、今まで2番目に好きな海外ドラマかも!(一位はブレイキング・バッド!)
キュートなモデルの女の子デビー(24)の魂が、事故をきっかけにおデブな弁護士ジェーン(32)の身体に入ってしまって・・・というファンタジー設定のリーガルドラマ。
トンデモ設定とそのメインストーリーに上手く絡んでくる訴訟、魅力的なキャラクター達が楽しい。
唯一事情を知っている親友ステイシーがちょっとおバカだけど純粋でバービー人形みたいですっごくキュート!(テイラー・スウィフトを可愛くした感じ?)
特に主演のジェーン演じるブルック・エリオットの演技力が素晴らしい!
元のジェーンの時と、デビーが入っている時のジェーンの差の演じ方がすごい。
元のジェーンはシンプルなビジネススーツにほぼすっぴんで如何にもファッションに興味がない女性。
デビーinジェーンの時はバッチリメイクにおしゃれなスーツ、おしりをぷりぷりさせながら歩いたり髪をかき上げるしぐさはまさにモデルそのもので、表情もとってもチャーミング。
最初はジェーンの身体に文句を言っていたデビー(inジェーン)だけど、都合がいいことにジェーンのIQ140の頭脳と法律知識を受け継いでいて、依頼人を次々と救っていく。
今まで脳天気に自分の好きなように生きてきたデビーだけど、自分の持っているもので他人を救うことに生きがいを感じていく、成長物語でもある。
ラブリー・ガールだったデビーだけど、いまはラブ・リーガルなジェーンだよっていう邦題のタブルミーニングも上手いよね。(本編にもちらっと出てきたけど)
事故前に婚約寸前だった彼氏のグレイソンとデビーinジェーンは一緒に働くことになるんだけど、自分の正体を明かすなと天使のフレッドに言われているせいで明かせずモヤモヤ・・・
以下はちょっとネタバレです。
結局デビーinジェーン(以下ジェーンで統一)はグレイソンに真実は明かさずにストーリーは続くけど、これは意外だった。
このドラマのあらすじを見たときにきっと、伝えたいメッセージは「外見なんかよりも魂の美しさが大事!」っていこうことなのかと勝手に予想してた。
だからグレイソンはジェーンをデビーとして受け入れるのかなって。
でも、このドラマのメッセージは「外見と魂の美しさは磨ける」と「人は変われる」ってことなのかな。
ファッション大好きなデビーは、ジェーンになってからも変わらずにおしゃれを楽しんでいるし、美しくない人の心や、その人達に対して以前の自分の態度(頭のてっぺんからつま先までを舐めるように見る癖!服屋の店員さんとかやってくるよね)が傷つけていたことを知る。
そうして、ジェーンは本当の意味で「美しさ」を知り、さらに磨きをかけていく。
ジェーンの依頼人を信じ、最後まで戦い抜く強さは、デビー時代からなのかジェーンになってからなのかな?
見た目の美しさがデビー、魂の美しさがジェーンだとしたら後者かな。
デビーならではの明るさと美容やファッションの知識と上手く絡めながら、ジェーンの優しさで依頼人や周囲の人を明るくしていく!
外見も中身も磨いちゃおう!女性はどんどん強く・優しく・美しくなれるよってメッセージが素敵だなー。
だからグレイソンには真実を打ち明けず、新しく成長した今のジェーンを好きになってもらわないといけない。
くぅ~~もどかしい!!!
でも、私はグレイソン嫌いだなー、デビーのことを引き摺るのは仕方ないけど、なんやかんやいろんな女をとっかえひっかえしてるのがなぁ~~
ジェーンはオーウェンと結ばれて欲しいんだけど、どうなんだろう~~~
続きが楽しみ!!